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おきらくごくらく

身内向けに月いちで近況報告をするブログです。2023年からCoCオンセ三昧でFF14イン率激減中。2025年から卓報告メインの更新にしました。
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先週の木曜金曜あたりで全4巻、読了しました。
簡潔にまとめられなくて、読書メーターの方に感想書けなかった。

この小説を読んでみようと思ったのは、おがきちかさんがブログで熱の入った感想を書かれていて、ちょっと気になってたところに本屋でドーンと積まれてるのを見たからでした。
勿論ネタバレ承知の上で、おがきさんの感想を拝見したわけですが、これは先入観なしで読みたかったかなーと思いましたので、読んでみようかな、て思ってる方は、迂闊に感想を読まない方がいいかも。
ってことで、感想文は畳んでおきます。
まあ、所詮俺の感想文なので、あんまり作品の感想にはなってないです!




ものすごく大雑把且つ意訳的にいうと、
動物学者の女性が、探究心の赴くまま禁断の領域に踏み込んだために戦争に巻き込まれつつ最後まで己を貫いた、とゆー話?
簡潔にまとめすぎたですか。

や、面白かったです。
全体的に淡々と描写されてるので、さらっと読んでしまったけど、重い話ですよね。
これ、もともと児童書だったん? とてもそうは思えない。

エリンて、あそこまで貪欲な探究心がありながら、「人」という存在にだけ、徹底的に興味がないんだよね。不思議なくらい。
興味ないしどうでもいい。ていうかウザイから滅びていい。
みたいな意識が根底にあったんだろうとは思うけど。
それでも恋をして結婚して子供までできたというのに、やっぱり身内への愛より王獣への愛の方が断然勝ってるよね。最後まで。
そんな人なんだってイアルは納得づくだとしても、ジェシが可哀想よ。
わかってて、なんで子供作っちゃったんだ。あんた達。
でも、登場人物の中ではイアルが一番好きかも。

ともあれ主人公にイマイチ好感が持てなくて、個人的に残念でしたが。
でも、自分の興味のあるもの以外はどうでもいい、って感覚や、言ってみればジコチューなところは、確実に自分の中にもあるので、多分、同属(族?)嫌悪に近いものだろうと思います。
ということは裏を返せば、俺は俺自身を、客観的に見たらイマイチ好感が持てない残念な人だと思ってるのかもしれません(´ω`)

この物語で一番良かったのは、獣たちの生態が少しずつ明らかにされていくところでした!
…ってどういうことかしら(笑)
あれは全編通して、かなり真剣にわくわくしました。
推理小説の謎解きみたいだと思いつつ、自分、推理小説では全くわくわくしないんですよね。
でもって、そんな自分とエリンをいちいち重ねてしまう。
感情移入はできないんだけど、ところどころ、似てる、とか、わかる、とか思うんだ。

良くも悪くも、最後までぶれなかったエリンの生きざまに、
わかるけど、自分はそれでいいのかもしれないけど、でも、ねえ。
みたいな、もやっとしたものが残るけど、それが最大の味、とゆーか。
うまく言えないです。
いろいろと考えさせられるお話でした。個人的なレベルで。




とか、そんな全然まとまってない俺の個人的な感想は正直どうでもいいのですよ!
物語が好きな方なら、一読の価値はあると思いますです。
オヌヌメ。
(感想台無し)

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